ホーム > 友愛会について > 理事長挨拶
当財団は、昭和4年に一条実孝公爵を会長に仰ぎ、初代理事長の父岡田直之助が設立してより、母、私と理事長として継れて参りました。
設立当時より様々な公益を考え、学校経営、病院経営などもしてまいりましたが、昭和40年代よりは能楽堂建設にともない、伝統的な文化を中心に我が国が誇る文化を継承・普及するために能楽堂を、ひろく皆様に親しんでいただこうと努力してまいりました。
能楽の他にも、邦楽・舞踊・落語・講演会など、能楽堂に相応しい多ジャンルの芸術・文化の殿堂として利用されております。
近隣の学校から能・狂言鑑賞に来ていただいたり、ご用命があれば学校や様々な施設へ能楽ワークショップにも能楽師を派遣しております。
また、友愛会館では文化教室として、宝生流能楽や裏千家茶道などの伝統文化を体験、習得できる教室も準備しております。
この御時世、我が国は我が文化を今こそ大事にし、普及・発展させることが、海外においても、国内においても、真に意義のあることであり、公益の大きな柱と信じております。
何卒、当財団の趣旨をご理解賜り、お力添えを宜しく御願い申し上げます。
このたび当財団は、内閣府より新公益法人としての移行認定を受け、平成26年7月1日、「公益財団法人 友愛会」として登記完了、さらに公益事業に推進してまいる覚悟で御座います。
公益財団法人友愛会 理事長 辰巳 忠恵